亜硝酸剤舌下投与による内視鏡的総胆管結石摘出術
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
総胆管結石15例に対してニトログリセリン舌下錠投与により十二指腸乳頭括約筋を弛緩させ内視鏡的に結石の摘出を試みた.14例において完全除去が得られた.投与したニ卜ログリセリンは最高2錠(0.6mg)までで有効な乳頭開大が得られ,機械的砕石器も比較的容易に挿管可能であった.合併症として1例においてニトログリセリンによる血圧の低下がみられたが一過性で,意識レベルの変化もなかった.本法は簡便,かつ安全で乳頭括約筋機能の温存という意味でも有効な方法と思われた.今後長期観察が必要であるが,内視鏡的乳頭括約筋切開術に伴う有石胆嚢例における急性胆嚢炎など後期合併症の発生率の低下も期待できるものと思われる.
論文 | ランダム
- 二次最小化問題の超複素数への非凸緩和 - 性質とそれに基づく探索アルゴリズム
- 確率的分枝限定法によるBMI最適化問題の求解
- 探索空間拡張による二次形式の 0 - 1最適化
- 62) 鈍的外傷により冠動脈解離, 三尖弁閉鎖不全を発症した一症例(日本循環器学会 第179回関東甲信越地方会)
- 第7回国際ロータリー血液ポンプ学会印象記