ナタマメの初生葉由来カルスからの植物体再生
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概要
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ナタマメ未展開葉からの植物体の再生を検討するため, Murashige and Skoog (MS) 培地の無機塩にB5培地のビタミンとカザミノ酸500mg/lを加え, NAAとBAの濃度を組み合わせて検討した. 播種後5日目に採取した材料からはNAA 0.01mg/l,BA 1.0mg/lの場合にカルス経由で不定芽が形成された. しかし播種後10日目に採取した材料からは不定芽の形成は認められなかった. また形成された不定芽を1/2MS培地にNAA 1.0mg/lとBA 0.01mg/lを添加した発根培地へ移したところ植物体が形成された.
- 日本植物細胞分子生物学会の論文