ニオイゼラニウムのプロトプラストからの植物体再生
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概要
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香料植物として広く利用されているニオイゼラニウムのプロトプラストから植物体を再生することに初めて成功した. 2種のニオイゼラニウム Pelargonium odoratissimum Ait. と Pelargonium crispum LHer. の 培養細胞から, 0.2%ペクトリアーゼY-23と3%セルラーゼオノズカR-10を含む酵素液を用いてプロトプラストを単離し, KM8P培地で培養した. 培養3日後より細胞分裂が見られ, 1ヵ月後にはカルスを形成した. カルスをMS培地に移して増殖させた後, BAP 0.5mg/l, 1%しょ糖を含むMS倍地で培養すると, 両種とも多くの不定芽を形成し, 植物体を得ることができた.
- 日本植物細胞分子生物学会の論文
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