Single photon Emission CT, 超音波およびX線CTによる肝臓癌の診断
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概要
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1) 組織学的に確定診断を下した肝細胞癌48例, 肝内胆管癌4例, 肝血管腫3例, 転移性肝癌44例を含む肝疾患202例を対象とし single photon emission CT (SPECT), 超音波 (US), 急速静注X線CT (bolus XCT) による原発性肝癌の存在診断をすぐれた順に並べると, 3者併用, US, XCT, SPECTとなつた. そして3者併用によつて有病正診率, 無病正診率と正確度の向上をもたらし得た. 又3者併用より直径3cm以下の小肝癌13例を検出した. 2) 原発性肝癌の質的診断率がUS単独に比較して, 3者併用によつて向上した.
著者
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