リハビリにおける歩行能力の判定
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概要
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高齢社会における問題を解決するため,要介護高齢者を減らすための取り組みが注目されている,特に高齢者の歩行能力回復のため,さまざまなリハビリテーションが行われているが,診断は専門知識と技術を有する理学療法士などによって定性的に判断されているのが現状である.高齢化に伴う要介護高齢者の増加により,現在のような経験を積んだ理学療法士だけでは人手不足が見込まれる.そこで,歩行能力の判断を定量化することにより,経験の浅い理学療法士でも適切にリハビリの指導がおこなえるなど,リハビリテーションの普及や指導,訓練の省力化に役立てることができると考えられる.本研究では下肢訓練時における足の可動範囲や運動速度,歩行訓練時の歩行速度などを測定し,歩行能力と相関の高いパラメータを抽出する.また被験者の下肢筋の表面筋電位を測定し,歩行能力との関係を考察する.最終的に得られたパラメータを基に歩行能力の評価,および歩行補助具の判定をしていく.
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