芸予諸島伯方島における領家花歯岩地すべりについて
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概要
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本論文は, 愛媛県伯方島における領家花崗岩地すべりの地質的特異性についてとりまとめ, 対策工の検討を行ったものである。斜面に分布する花崗岩が風化し, その風化層の境界が面的に連続する場合は, 地質が花崗岩であっても大規模地すべり (幅約100m, 奥行約100m, 層厚約20m) が発生する場合がある。風化状況を把握するには, コア形状を理解することが大切である。そして, それを数値的に把握する試みとして, 強熱減量試験を行った。
- 社団法人 日本地すべり学会の論文