第三紀層地すべり地における地すべり粘土層の産状および成因について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
富山県氷見市に位置する第三紀層地すべりの針木地すべり地, および国見地すべり地において, コア観察とパイプ歪計による観測から, 地すべり粘土層の産状および成因を把握することができた。それらをまとめると表-1のようになる。図版-Iに示すように, 地すべり角礫粘土層については, その産状が特徴的であるため, とくに, すべり面判定の資料に有効的であるものと考えられる。そこで今回, 地すべり角礫粘土層 (a. c. c., angular conglomeratic clay layers near sliding planeの略) を, 地すべり粘土の特徴的な産状として新称した。
- 社団法人 日本地すべり学会の論文
著者
関連論文
- 2372 結晶片岩地すべり地における孔内水平載荷結果の適用
- 地すべり排土計画の留意点と効果
- 無限斜面法における地質別適用限界
- 1629 地すべり陥没帯土塊による盛土材の土量変化率について
- 地すべり粘土中の混合層鉱物
- 第三紀層地すべり地における地すべり粘土層の産状および成因について