大都市圏における土地利用
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概要
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大都市圏の土地利用に関して,以上の考察から,次のような結論に要約できるであろう。まず土地生産性(とくに商業),都市的土地利用の面積率などの地図化と都心からの距離による図化および土地利用の集積指数の検討により,土地利用あるいは土地生産性の都心から周辺へ向って,負の指数函数曲線的に減少することと,2次的ピークの存在することである。また都市的土地利用の面積比率は大都市の地域分化を単純化して示すことができるであろう。さらに異なった都市圏間において,土地利用の配置やある特定の土地利用区の集積について,計量的な比較が可能である。
- 人文地理学会の論文