デンマークにおける文化政策の動向 -文学に対する政府の支援体制を中心に-
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概要
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言語人口の少ないデンマークにおいては, 早くから文学に対する政府の直接的・間接的支援が行われてきた。とくに, 1990年代に入ると, 出版危機や文学政策の遅れに対する意識の高まりを背景として文学振興法制定に向けた動きが加速し, 1996年には文学振興に関する最初の包括的な法律が成立した。本稿では, 今日のデンマークにおける文学に対する政府の支援体制について検討していく。
- 文化経済学会〈日本〉の論文