全米芸術基金 Art in Public Places プログラムの変遷に見るパブリック・アート概念の拡張 : カルダーから Culture in Action まで
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概要
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全米芸術基金 (NEA) は、1965年に設立された全米の芸術活動を支援する連邦政府機関である。NEAが1967年に開始し1992年まで継続した「Art in Public Places」プログラムは、米国において、今日的意味での「パブリック・アート」が誕生するきっかけをつくった。以後同プログラムは、助成第一号のカルダーの大型抽象彫刻La Grande Vitesseから、最終年度のSculpture Chicagoによるアーティストとコミュニティの協働プロジェクトCulture in Actionまで、頻繁にガイドラインを改訂しながら多様な活動、試験的なプロジェクトを支援し、パブリック・アートの概念拡張に貢献した。
- 文化経済学会〈日本〉の論文