アゾトメトリーとセファデックスG-10の併用による緩衝溶液中の硫酸ストレプトマイシンの分解に関する速度論的考察
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概要
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硫酸ストレプトマイシン水溶液の各種pHと温度における安定性を検討した結果,硫酸ストレプトマイシンは見かけの一次反応に従って分解することが明らかになった.なお,その速度定数はpHによって異なるが,pH4.0〜5.0では比較的安定で,pH4.0,90℃ではその速度定数<I>K</I>は1.58×10<SUP>-2</SUP>,pH5.0においては90℃で3.02×10<SUP>-2</SUP>,80℃では1.28×10<SUP>-2</SUP>,60℃では2.56×10<SUP>-3</SUP>であり,pH4.0〜5.0,常温では250時間経過してもほとんど変化はなかった.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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