11 鉄鋼分析
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概要
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1962年および1963年の2年間における鉄鋼分析法を概観すると,一般成分において前年同様吸光光度法,分光分析法,その他の機器分析法の報告が多く,特に発光分光分析法では特殊な分析を除いて主体は光電測光法に移行した観がある.ケイ光X線分析法も製銑原料,製鋼関係の管理分析手段として盛んに利用されるようになり,これに伴って分析機器の改良についても見るべき多くの報告がなされている.ガス分析においては酸素定量に放射化分析が実用化の段階に達しつつあることは注目すべく,非金属介在物の分析においても抽出分離法の改良とともにX線マイクロアナライザーを用いる研究が多く報告されている.
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