<I>n</I>-ブチルアルドキシムによる銅(II)イオンの抽出比色定量
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概要
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<I>n</I>-ブチルアルドキシム{以下(I)とする}は中性,アルカリ性で銅(II)イオンと結合し,640mμになだらかな吸収極大を示す水に不溶の青緑色層を形成する.この呈色の感度,そのほか分析試薬としての性能は,もちろんサリチルアルドキシムなどの有機キレート試薬に比べるまでもないが,試薬の合成は簡単であるし値も安いので,このアルドキシムによる銅イオンの抽出,比色定量について若干検討を行なった.