ガスクロマトグラフィーによる米ぬか油脂肪酸の組成分析
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概要
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従来の化学的方法による米ぬか油脂肪酸の組成分析は長時間と多年の経験を必要とするが,著者らはガスクロマトグラフィーによる分析条件を検討し,約40分間で分析を終えることができた.<BR>カラム充てん剤にはコハク酸とエチレングリコールのポリエステルを固定相液体として使用し,米ぬか油をメチルエステル化後,カラム温度210℃で含有されている飽和ならびに不飽和脂肪酸のメチルエステル相互を完全に分離し,面積法により十分な精度で定量分析を可能にした.
- 社団法人 日本分析化学会の論文