乾式薄層クロマトグラフィーによるケルセン製剤の分析 : 農薬の薄層クロマトグラフィー(第1報)
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概要
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製剤中のケルセンを乾式薄層クロマトグラフィーにより塩酸処理アルミナプレート上で分離し,全塩素法により塩素量を測定し,ケルセンを定量した.<BR>乾式薄層クロマトグラフィーを農薬の製剤分析に用いれば,展開時間が短い(7分),試料をセミミクロ的につけられる(試料溶液1m<I>l</I>,ケルセン50mg),アルミナプレートは特殊な器具を用いず簡単に作成できる,使用ずみのアルミナは容易に回収され,くり返し使用できるので費用が安くてすむなどの利点がある.<BR>乳剤における回収率およびレンジはそれぞれ100.2%と0.3%であった.なお,市販の乳剤について本法を用いて分析した結果,乳剤中のケルセンは経時変化を受けにくいものであることがわかった.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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