7および12位に置換基を有するbenz[a]anthracene類の薄層クロマトグラフィー : 多環式芳香族炭化水素類の薄層クロマトグラフィーの研究(第1報)
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概要
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7および12位に極性置換基を有する7種のbenz[a]anthracene類の混合物について,けい光指示薬入りのシリカゲルを使用し厚さ0.25mmの薄層をつくり,ベンゼンを展開溶媒として薄層クロマトグラフィーによる分離を行ない良好な結果を得た.なお検出限界は0.1〜1μg/1μ<I>l</I>.<BR>吸着の差は極性の大小によるところが大きく,シリカゲルのシラノール基との水素結合の強い置換基を有するものほど,その数を増すほど吸着力は大きくR<SUB>f</SUB>値は減少し,また,同一置換基の位置の差によりR<SUB>f</SUB>値にかなりの差を生じていることがわかった.
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