薄層クロマトグラフィーによる有機ハロゲン化合物の定量

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概要

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• 薄層クロマトグラフィー(以下TLCと略記)を分離定量法に適用しようとする試みは近年盛んになり,種種の方法が考案されている.最近,著者らの研究室でTLCで分離したスポットをかきとり,燃焼させ,ガスクロマト法で窒素を定量することにより,窒素化合物の分離定量に成功している.著者らはこの研究の一環として有機ハロゲン化合物を同じくTLCで分離したのち,酸素フラスコ燃焼法でハコゲンを定量することにより,ハロゲン化合物の分離定量を試みた.

• 社団法人 日本分析化学会の論文

著者

• 杉田 実男

  塩野義製薬製造部

• 今井 幸雄

  塩野義製薬株式会社研究所

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