発光分光分析におけるスパーク放電による金属電極の消耗現象 気相と固相の組成の比較 : スパーク放電による合金の消耗量(第5報)
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概要
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アルミニウム合金,鉄合金および銅合金で作られた電極を用いて,試料の組成(固相)とスパーク放電によって消耗して凝固した試料(気相)の関係を化学分析によって検討した.<BR>気相の組成の化学分析値は固相の組成のそれと一致していた.気相と固相の濃度比は放電の条件にも影響されない.このことは電極の消耗過程は陰極からの爆発的ベーパージェットの噴出であるといえる.
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