アセトンシアンヒドリンをスタート物質とするメタクリル酸メチルの製造方法
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概要
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The following reactions to convert acetone cyanohydrin (1) into methyl methac- rylate (2) were studied. The hydrolysis of (1) was effected by using 1.5 mol sulfuric acid per mole of (1) at 80°C for 1-2 hrs with subsequent raise in temperature to 130°C for 0.5 hr with stirring. For the esterif ication, a methanol/water molar ratio of 2/3 wasemployed at 80°C for 3 hrs. Thus, (2) was obtained in an over-all yield of 851. The apparent activation energy for the hydrolysis of methacrylonitrile (3) was about 10.3 Kcal/mol and the reaction was found to be second order in the concentrations of (3) and water. The esterification of methacrylic acid (4) in the presence of sulfuric acid was also tested. The apparent activation energy was found to be 24.4 Kcal/mol and the reaction was first order in the concentration of (4).
- 社団法人 有機合成化学協会の論文
著者
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米沢 正次
東亜合成化学工業 (株) 樹脂開発室
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伊藤 博夫
東亜合成化学KK研究所
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土屋 節郎
東亜合成化学KK研究所
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鈴木 重成
東亜合成化学KK研究所
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細江 竜男
東亜合成化学KK研究所
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米沢 正次
東亜合成化学KK樹脂部
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