クロトンアルデヒドの部分水素添加によるブチルアルデヒドの製造 : 第2報クロトンアルデヒドの氣相及び液相水素添加に就て
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概要
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Ni-Or-酸性白土觸媒によるクロトンアルデヒドの液相部分水素添加について研究した. 觸媒の組成はNi1に封してCr0.1〜02, 酸性白土0.3〜1の割合が好適で, 觸媒の還元温度は340〜400℃のものが好結果が得られた. こめ觸媒を繰返して使用するときは, 反應は次第に高温度を要するよ5になるが, 10回の使用では尚水素添加能力を失わなかつた.<BR>この觸媒によるエチレン結合の還元は20〜36℃で完了し, カルボニル基の還元は55〜90℃で完了する.
- 社団法人 有機合成化学協会の論文