ポリエチレングリコールおよびα, ω-ジヒドロキシポリスチレンとフェニルリン酸ジクロリドとの反応 : α, ω-二官能ポリスチレンの合成と反応 (第3報)
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概要
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フェニルリン酸ジクロリドと高分子末端の水酸基との反応を分子量404, 900, 1960, 5650のポリエチレングリコールと分子量2250, 3000のα, ω-ジヒドロキシポリスチレンを用いて行なった。キシレン中での脱塩化水素速度の測定からこの反応は脂肪族酸ジクロリドとの反応より遅く130℃20時間でも80%位しか進行しない。非プロトン極性溶媒中の反応ではDMFとピリジン中とで反応挙動に相違が現われた。ポリエチレングリコールとα, ω-ジヒドロキシポリスチレンの2成分を用いた反応では条件をかなり強めて分子量21,000のブロック共重合体を得ることができた。
- 社団法人 有機合成化学協会の論文
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