限局性胃アミロイドーシスの1例
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概要
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症例は79才,男性.悪心を主訴として来院.胃X線内視鏡検査で,胃角部から前庭部後壁側にかけて比較的限局した粘膜の凹凸不整を認め,その中の胃角部後壁側に辺縁不整のびらんを伴っていた.胃全検により,アミロイドーシスと診断.全身の精査を行なうも,他臓器には異常を認めず,限局性胃アミロイドーシスと診断した.本症例は,胃アミロイドーシスの初期変化をとらえることのできたまれな症例と考えられたので報告する.
著者
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黒坂 判造
板橋区医師会内視鏡研修施設
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石塚 慶次郎
桜ケ丘中央病院消化器科
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岩井 力
桜ケ丘中央病院消化器科
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加藤 博司
桜ケ丘中央病院消化器科
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小笹 潔
板橋区医師会内視鏡研修施設
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石川 昌澄
板橋区医師会内視鏡研修施設