ペースメーカー(PM)植えこみ後に発症したと考えられるSLEの1例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
症例は76歳,女性. PM植え込み後に関節痛,口渇感,呼吸困難感を訴え受診した.炎症反応の陽性化,各種自己抗体の出現,両側胸水を認めた.胸膜炎を伴ったSLEと診断した.プレドニゾロン投与開始後,胸水は消失し,諸症状及び異常検査値は改善した. PMに対する異物反応がSLEの発現に関与した可能性があるものと考えられた.
著者
-
松本 芳彬
水俣市立総合医療センター内科
-
中川 義久
水俣市立総合医療センター内科
-
古家 英寿
水俣市立総合医療センター内科
-
中村 太造
水俣市立総合医療センター内科
-
佐藤 宏
水俣市立総合医療センター内科