アセトアミノフェンによる重症肝障害の2例

スポンサーリンク

概要

• 論文の詳細を見る

• アセトアミノフェンにより,重篤な肝障害をきたした2例を報告する.症例1は85gを服用.第3病日に急性肝不全を発症して,第9病日死亡した.症例2は, 8.6gを服用. 30時間後にN-アセチルシステインの胃内投与,血液吸着,グルカゴン-インスリン療法を施行し,劇症化せずに治癒した.アセトアミノフェン中毒には,早期の無症状期から積極的なN-アセチルシステイン投与と血液浄化療法が有効である.

著者

• 林 正人

  みなと医療生協協立総合病院

• 山川 正人

  みなと医療生活協同組合協立総合病院

• 山川 正人

  みなと医療生活協同組合協立総合病院内科

• 江間 幸雄

  みなと医療生活協同組合協立総合病院内科

• 堀井 清一

  みなと医療生活協同組合協立総合病院内科

• 林 正人

  みなと医療生活協同組合協立総合病院内科

関連論文

• 大気汚染地域に居住する慢性閉塞性肺疾患患者の喀痰細胞診について
• 68.大気汚染地域に居住する慢性閉塞性肺疾患患者の喀痰細胞診について(呼吸器2, 一般講演, 第21回日本臨床細胞学会総会記事)
• 175.いわゆる痔瘻癌の2症例(消化器6 : 下部消化管, 一般講演・示説, 第30回日本臨床細胞学会総会・学術集会)
• 20-P1-071 アシクロビル、バラアシクロビルにおける院内投与量基準設定とその取り組み(医薬品適正使用,来るべき時代への道を拓く)
• アセトアミノフェンによる重症肝障害の2例

スポンサーリンク