湿り空気噴流中におかれた氷円柱の融解におよぼす湿度の影響に関する実験的研究
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概要
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湿り空気噴流中におかれた水平氷円柱の融解を実験的に検討した.<BR>平均<I>Nu</I><SUB><I>mH</I></SUB>数と<I>R</I>e数の関係は, 湿度の影響を受けて, 次の実験式で表される.<BR><I>Nu</I><SUB><I>mH</I></SUB>=<I>A</I><SUB><I>mH</I></SUB><I>Re</I><SUP>n</SUP><BR>実験値を整理すると, <I>n</I>=0.58で一定である.湿度補正係数<I>A<SUB>mH</SUB></I>は次式で表される.<BR><I>A</I><SUB>mH</SUB> =0.37+19<I>H</I><BR>適用範囲は湿度<I>H</I>が0.005から0.02kgH<SUB>2</SUB>O/kg・dry airまで, <I>Re</I>数は1,500から120,000までである.<BR>その他に湿度の影響を受けるいくつかの現象が観察された.
- 社団法人 化学工学会の論文