中・高年女性の骨病変 (骨量減少) 頻度調査と骨粗鬆症患者へのアルファカルシドールとカルシトニン併用による骨量増加作用の検討
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概要
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女性外来受診者について, MD法を施行し, 骨病変 (骨減少) の発生頻度を調査した.骨病変の発生頻度 (MD骨減少度1度以上) は50歳代20.6%に対し, 60歳代51.6%, 70歳代48.6%, 80歳代60.0%と60歳代以降で顕著であった.このうち, 退行期骨粗霧症と診断された患者39名にアルファカルシドールとカルシトニンの薬剤を投与した.12〜18ヶ月後MD指標値 (ΣGS/D) の有意な改善が見られた.