ミクロセルロース・硫酸アルミニウム系フロックの密度に関する研究
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概要
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ミクロセルロース分散体の硫酸アルミニウムを凝集剤とした場合に生成するフロック粒子の沈降速度を実測し, ストークスの式を用いてフロック密度を求めた.その結果, (1) 丹保らの提案するフロック密度関数, ρ<SUB><I>e</I></SUB>=<I>ad</I><I><SUP>-K</SUP></I>ρが成立すること, (2) 攪拌速度が速くなるにつれてフロック密度も大きくなること, (3) 攪拌速度に関連してフロック密度に履歴現象がみられること, (4) 本系での実測<I>K</I>ρ値は, すべて1近傍であること, がわかった.また, <I>K</I>ρの値が, 1より大きい (小さい) とき, 凝集の進行にともなって, 総投影断面積が増加する (減少する) ことより, 凝集過程における光透過度の変化を追跡して, <I>K</I>ρの値を推定しうることを示した.
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