超臨界二酸化炭素によるポリカーボネートからの塩化メチレンの脱揮
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概要
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近年, 超臨界流体を利用した分離技術に関する研究開発が活発に行われてきており, 工業的に応用されている例は少なくない.しかしながら, ポリマーの脱揮工程において, 超臨界流体を乾燥媒体として利用した報告例は少ないようである.<BR>高分子産業において, 近年ますます高付加価値化が望まれている今日では, 今後超臨界流体を利用した脱揮技術が, 有用な単位操作の一つになると考えられる.本研究では, 超臨界流体のポリマーの脱揮操作 (超臨界乾燥) への適用の試みとして, 超臨界二酸化炭素によるポリカーボネート (PC) からの塩化メチレン (MC) の脱揮実験を行った.
- 社団法人 化学工学会の論文