フェニトロチオンマイクロカプセルのコイにおける挙動
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概要
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<SUP>14</SUP>C-フェニトロチオンマイクロカプセル及び<SUP>14</SUP>C-クロルデンを経口投与した場合のコイにおける挙動について検討した。クロルデンは魚体中の主にCarcassに移行・蓄積し,水中への排泄はほとんど認められなかったのに対して,フェニトロチオンマイクロカプセルの場合は,24時間後には投与<SUP>14</SUP>Cの96.9%が水中に排泄された。排泄された<SUP>14</SUP>Cの大部分はマイクロカプセル内のフェニトロチオンであり,フェニトロチオンは魚体中に吸吸されることなく,そのまま排泄されることが明らかとなった。
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