ゼラチンゲルの圧縮応力に対するレオロジー特性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
限外濾過, 圧搾脱水, 酵素や菌体の固定化, ゲルクロマトグラフィーなどの技術は, ゲル状物質と深い関連をもっており, ゲルのレオロジー特性を明らかにすることが最近重要な課題となっている.上述の技術においては, ゲル状物質は圧縮応力をうける場合が多い.したがって, 本論文においては, 圧縮応力に対するゼラチンゲルのレオロジー特性について検討した.その結果, 二要素Voigtモデルが適用できることが明らかとなった.このモデルに基づいて弾性係数および粘性係数を求め, これらのレオロジー定数に及ぼす圧縮応力, ゼラチン濃度, 温度, pHの影響について実験的に検討した.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
関連論文
- CO_2レーザによる極細線の加工に関する基礎研究(第2報)端子との接続特性
- CO_2レーザによる極細線の加工に関する基礎研究
- 定電圧条件における電気浸透脱水過程の解析
- 電気浸透脱水過程におけるスラッジ層の平均含水率
- スラッジの電気浸透脱水過程に関する理論解析
- 円筒型十字流式電気限外濾過器の設計方法 : ゼラチンコロイド溶液の場合について
- ゼラチンゲルの圧縮応力に対するレオロジー特性
- 超音波乳化による液-液抽出装置の性能と特性
- グラスファイバー濾紙を用いた定圧濾過におけるO/W型エマルションの分離特性および濾過式
- リーチング用鉄酸化細菌の回分培養における菌体収率, 最大比増殖速度および飽和定数の温度依存性
- コロイド溶液の電気限外濾過式
- 圧力場および電場を駆動力とする膜分離の特性と今後の課題
- 界面動電現象の膜分離への応用
- 畜産廃棄物の中温メタン発酵における酸生成およびメタン発酵速度に関する研究