懸濁微粒子の表面電位が高勾配磁気分離器 (HGMS) の除去特性に及ぼす影響
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概要
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磁化率が異なる三種類の微粒子 (モリブデン, クロム, ヘマタイト) を供試して, 微粒子の表面電位 (ζ電位) の変化がHGMSの微粒子除去特性に及ぼす影響について検討した.この結果, モリブデンなど1.7×10<SUP>-4</SUP>以下の低磁化率の微粒子は150m/h以下の低通水流速領域で表面電位の影響が顕著に現れ, 微粒子とマトリックスのζ電位の積が負となるpH域で除去性能が増大することを示した.さらに, マトリックスの微粒子捕捉量と自然電位の関係を把握した.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
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久保田 昌良
(株) 目立製作所日立研究所
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伊藤 和行
(株) 目立製作所日立研究所
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松崎 晴美
(株) 目立製作所日立研究所
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和泉 健吉
(株) 目立製作所日立研究所
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広瀬 保男
(株) 日立製作所日立工場