ニジマスに対するせっそう病ワクチン投与試験の不成功例
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概要
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Aeromonas salmonicida の病原体を用いて2種のワクチンを作った。1つはホルマリン死菌, もう1つはガラビーズと共に酢酸リチューム・EDTA緩衝液中で強振して採取した菌体外物質である。ワクチンを腹腔内接種したニジマスに対し, 病原体の筋肉内接種または菌浴で攻撃した。攻撃試験に問題が無かったにもかかわらず, 防禦効果は認められなかった。そこでこの実験結果と最近のほかの報告を比較検討し, また, せっそう病ワクチン研究の意味と動向を考察した。
- 日本魚病学会の論文
著者
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MICHEL Christian
Laboratoire dIchtyopathologie, INRA, Groupe de Laboratoires de Pathologie
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MICHEL Christian
Laboratoire d'Ichtyopathologie, INRA, Groupe de Laboratoires de Pathologie