サバヒー Chanos chanos 稚魚の過マンガン酸カリに対する病理組織学的反応
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概要
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1.00mg/lから1.80mg/lの濃度範囲の過マンガン酸カリ溶液にサガビー稚魚を96時間, 止水条件で曝す実験を行った。これらは非致死濃度であったが, 鰓, 肝臓, 腎臓の各組織には病理組織学的に顕著な変化が認められた。病変は濃度の増加および曝露時間の延長に従って激しかった。実験魚を過マンガン酸カリを含まない海水に移したところ, これら組織の病変は240時間後には部分的ないしは完全に回復していた。
- 日本魚病学会の論文
著者
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CRUZ Erlinda
Pathology Laboratory, Aquaculture Department, Southeast Asian Fisheries Development Center Tigbauan
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TAMSE Catherine
Pathology Laboratory, Aquaculture Department, Southeast Asian Fisheries Development Center Tigbauan