Aeromonas hydrophila で免疫したニシキゴイの免疫グロブリン
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概要
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A.hydrophila ホルマリン不活化菌体で免疫したニシキゴイの血清中の凝集抗体について検討した。その結果, Sepharose 6B によるゲル滬過では凝集抗体活性が第2ピークに認められた。このピークは等電点電気泳動で分析すると, pI4.8〜5.0の範囲にあり, DEAE-Sephadex A-25 イオン交換クロマトグラフィーでは NaCl 濃度が0.10〜0.15Mの範囲に溶出した。また, 抗体活性は 2-ME 処理により消失した。これらのことから, コイの抗体は哺乳類の IgM に相当する免疫グロブリンであると考えられた。
- 日本魚病学会の論文
著者
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楠田 理一
Fish Disease Laboratory, Faculty of Agriculture
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陳 昌福
Department of Fishery, Huazhong Agriculture University
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川合 研児
Fish Disease Laboratory, Faculty of Agriculture
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川合 研児
<I>Fish Disease Laboratory, Faculty of Agriculture</I>
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楠田 理一
<I>Fish Disease Laboratory, Faculty of Agriculture</I>