アメリカウナギのAeromonas salmonicida感染症の病理学的ならびに微生物学的特徴
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概要
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米国ノースカロライナ州の野生および養殖のアメリカウナギがニホンウナギの頭部潰瘍病によく似た疾病で死亡した。まず皮膚の局所が退色し, やがて潰瘍が形成されるが, 頭部が冒されやすく, その場合, 頭頂部の膨隆や角膜の浮腫が生ずる。患部組織には単核球の浸潤とともに, 膨隆の原因となるコラーゲンの蓄積がみられた。皮膚患部からは20例中17例Aeromonas salmonicidaに同定される細菌が分離された。しかし, 腎臓からはいかなる細菌も分離されなかった。
- 日本魚病学会の論文
著者
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Noga Edward
Department Of Clinical Sciences College Of Veterinary Medicine North Carolina State University
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BERKHOFF Herman
Department of Microbiology, Pathology and Parasitology,College of Veterinary Medicine, North Carolin
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BERKHOFF Herman
Department of Microbiology, Pathology and Parasitology,College of Veterinary Medicine, North Carolina State University
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NOGA Edward
Department of Companion Animal and Special Species Medicine,College of Veterinary Medicine, North Carolina State University
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