自己免疫性あるいは骨髄抑制による赤血球数および血小板数の減少を繰り返した小児SLEの1例
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概要
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Evans症候群を初期症状とし,経過中に, SLEの症状が明らかになった症例を報告した.再発時のEvans症候群は,風疹感染に起因した.この症例では,経過中に自己抗体によるEvans症候群のほかに,骨髄幹細胞の抑制による,貧血,血小板の減少がみられた.メチルプレドニゾロンのパルス療法が骨髄抑制に有効であった.
Evans症候群を初期症状とし,経過中に, SLEの症状が明らかになった症例を報告した.再発時のEvans症候群は,風疹感染に起因した.この症例では,経過中に自己抗体によるEvans症候群のほかに,骨髄幹細胞の抑制による,貧血,血小板の減少がみられた.メチルプレドニゾロンのパルス療法が骨髄抑制に有効であった.