尿道結石を発症したスーチョワンバーラル(Pseudois nayaur szechuanensis)に対する陰茎部尿道切開術の治療報告
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概要
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10か月齢のオスのスーチョワンバーラル(Pseudois nayaur szechuanensis)が,排尿困難の症状を示した。身体検査,血清生化学検査およびX線検査の結果から尿道閉塞が示唆され,尿道切開術が行われた。術後,重篤な尿毒症が認められたが,輸液療法により治癒した。結石は炭酸カルシウムにより形成されていた。尿道切開術は上行性泌尿器感染症の危険性が低く,排尿や繁殖といった正常な行動を維持することができる。術後2年経過したが,本バーラルは正常な排尿を続けている。
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