嵌頓痔核の外科的治療
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概要
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嵌頓痔核は内外痔核に急激な血流とリンパ流の鬱滞をきたし,多くの血管内に血栓を生じ,腫脹と疼痛が著しい状態である.従来,この嵌頓痔核に対する治療方針としては,(1)しばらく保存療法を行ってから根治術を行う,(2)保存療法にて嵌頓状態を解消する,(3)早めに手術を行って根治する,という3つの主張があった.われわれは第3の即時手術の場合も,諸家の報告と同様に手術も取り立てて困難なことはなく,術後も従来いわれているような静脈炎や感染症などの危険性はまったくないので,多少の注意をもって行えば通常の痔核と同様,可及的肛門上皮温存痔核根治術が施行できると考える.われわれの経験した最近の200症例の分析から,術後合併症は通常の痔核と比べて疼痛はやや強いが,出血をはじめその他の合併症はむしろ少なく,治癒日数も延長することがないなど良好な成績を明らかにし得たので報告する.<BR>索引用語:痔核,嵌頓痔核,痔核の手術療法,嵌頓痔核の手術療法
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