ダンボール仮設空間の印象評価に関する実験的研究
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概要
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地震発生後の避難所生活の質的向上は緊急課題である。そこで本研究は、ダンボール素材の利用しやすさに着目し、ダンボール仮設空間の印象評価について検討したものである。 実験は滋賀県の大学キャンパス内にある4 階建て建物の1 階ホールに実寸大のダンボール仮設空間を製作し、避難所と設定した実験を行った。その仮設空間は、3タイプの部屋サイズ、3タイプのダンボール高さ、3タイプの屋根割合、3タイプの屋根形状の設定とした。その実験結果をSD法と主成分分析を用いて印象評価について検討した。その結果、ダンボール高さが高く屋根の割合が小さく楽な体勢である寝転べるスペースがある空間やトップライトタイプの屋根が快適と評価された。
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