高温環境に暴露したアフリカピグミー山羊における各種ホルモン濃度の変動
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概要
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3段階の高温環境(30°C,34°Cおよび37°C)に暴露したアフリカピグミー山羊における各種ホルモン濃度の変動を調べた,動物は18°Cの環境下で5日間飼育した後,30°C,39°Cおよび37°Cの高温環境下でそれぞれ3,9および4日間連続して飼育した.血漿プロラクチン濃度は37°C暴露期間に,エピネフリン,ノルエピネフリンおよびコーチゾル濃度は34°C暴露期間にそれぞれ最高値に達した.エピネフリン,ノルエピネフリンおよびコーチゾル濃度はその後常温時(18°C)におけるレベルへと低下する傾向を示した.この傾向は,動物の順応状態を表しているものと考えられるが,この状態においても,血漿プロラクチンおよびコーチゾルは,それぞれ上昇および低下したままであった.
- 社団法人 日本畜産学会の論文
著者
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庭野 吉己
日本農薬(株)医薬研究所
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KATTI Pramila
ミズーリ州立大学畜産学科
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JOHNSON Harold
ミズーリ州立大学畜産学科
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庭野 吉己
日本農薬(株)安全性研究所
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JOHNSON Harold
日本農薬(株)安全性研究所
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Katti Pramila
日本農薬(株)安全性研究所