無脂乳固形分定量法に関する研究 : I. Goldingのプラスチック球法と重量法との比較
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本邦各地区における輸出罐乳を主体とする合乳(ホルスタイン種)に関して,重量法とGOLDINGのプラスチック球法により無脂乳固形分を測定した結果は次の通りであつた.遠軽地区:試料数101,相関係数0.31.盛岡地区:試料数155,相関係数0.77.福島地区:試料数186,相関係数0.85.東京地区I:試料数183,相関係数0.78.東京地区II:試料数137,相関係数0.81.松本地区:試料数147,相関係数0.26.名古屋地区:試料数100,相関係数0.94.阪神地区:試料数166,相関係数0.81.徳島地区:試料数156,相関係数0.59.熊本地区:試料数127,根関係数0.52.従つて,GOLDINGのプラスチック球法を実用化するにあたつては地区別に検討する必要が認められた.