茶園に対する地中給水施肥技術
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概要
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効率的なかん水および施肥の技術を開発するため,地中に有孔管を埋設して,水および液肥を給与するシステムについて試験した。<BR>パイプ埋設の深さは10cmが適当で,給水の開始時はpF2.7,1回の給水量は10t/10aが適当と考えられた。<BR>給水時に年間10回程度液肥を混入することにより,施肥を兼ねることができ,従来の施肥法に比べて収量の増加と緑茶品質の向上が期待できることが明らかとなった。<BR>本試験は農林省の総合助成を受けたものであり,試験の開始ならびに遂行に当っては農業土木試験場,椎名乾治氏(現在太陽コンサルタントKK),小菅孝利氏,茶業試験場,平峯重郎氏,青野英也氏,簗瀬好充氏,大阪府農林技術センター原周作氏に多大の御援助をいただいたので,ここに深く感謝の意を表する。
著者
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