韓国の在来牛におけるルーメン内繊毛虫構成
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概要
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韓国で飼育されている韓牛40頭よりルーメン内容を採取し,そこに見られた繊毛虫構成を検索した.その結果,全体の出現繊毛虫種数は10属35種であり,その中17種は韓牛から新しく認められたものであった.ルーメン内容1ml当りの平均繊毛虫密度は4.1×105で,1頭当りの平均出現種数は12.5種であった.また,属別の平均繊毛虫密度はEntodinium属が平均80.8%で最も多く認められ,以下Epidinium, Isotricha, Eremoptastronの順で多く出現した.