馬の盲結腸の発生学的研究
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概要
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1 3.0cm馬胎仔は単層の結腸を有する。3.2cm胎仔では結腸は重複する(MARTIN)。2 馬の大腸も胎生時代には,他の家畜のように渦巻結腸をつくる傾向をしめす。その部分は成馬でもみられる骨盤彎曲につづく小彎曲で,これを「彎曲頂点」と仮称する。3 馬の盲結腸が右腹壁から次第に左腹壁に向つて移動するのは生後の食性の変化による。4 回盲腸口は盲腸尖側に,結盲腸口は結腸側に位置するが,それを逆の位置に記載した教科書が多いから注意を要する。
- 社団法人 日本畜産学会の論文
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