チャ葉でのカテキン合成系酵素の遺伝子発現に与える光の影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
チャの新葉では,カテキン合成酵素であるPAL,CHS,DFRの遺伝子発現は白色光の光量が多いほど強く,なかでもCHSとDFRの遺伝子発現は赤色光と青色光の照射によっても活発になった。ショ糖溶液を与えることにより,光によるPAL,CHS,DFRの遺伝子発現は光量に依存せずに相乗的に誘導された。葉の生長が進むと,新葉と同様の傾向で遺伝子発現応答が見られたが,光に対する感受性が低下することが示された。
- 日本茶業技術協会の論文
著者
-
松元 哲
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所
-
竹内 敦子
独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構 野菜茶業研究所
-
松元 哲
独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構 野菜茶業研究所