イングランド北東部にある小さな町の異なった棲息環境下におけるイエスズメの繁殖密度
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
イエスズメPasser domesticus の繁殖密度に影響を与える要因を明らかにするために,イギリスのイングランド北東部の小さな町で繁殖期の個体数調査を行った。調査は実際に使われている巣の位置を地図に記入するマッピング法を用いて,異なった環境下で行われた。環境は住宅密度,住宅の築年数,緑地の割合という特性で区分された。最大の繁殖密度は町の中心部を含む住宅密度が高い地域で見られた。住宅密度が中ぐらいの近郊の地域においては,最近10年間で,個体数の減少が見られている。住宅密度が低い地域では,1980年以降は繁殖個体も採餌に来る個体もいなくなった。2002年に完成した新しい住宅地では,繁殖個体が多い古い住宅地に両サイドを接しているが,繁殖コロニーはできていなかった。
論文 | ランダム
- アレルギー性鼻炎患者の昆虫アレルゲンに対する血中IgE抗体
- 鼻腔におけるケモカインレセプターmRNAの発現
- インフルエンザ菌に対する粘膜ワクチンの開発
- アスピリン喘息患者の鼻茸・副鼻腔炎治療成績
- 甲状腺片葉欠損に舌根部甲状腺を伴った1症例