飼育下におけるハモの巣穴形成行動と底質粒径の関係
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概要
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徳島県沿岸で漁獲された体重 191〜757 g のハモ 31 個体を供試魚とした。平均粒径 1.79, 1.02, 0.480 mm の砂,0.162 mm の泥砂,0.073 mm の砂泥を深さ 25 cm に敷設した 200 L の流水水槽に各々収容し,巣穴形成行動と底質粒径の関係を調べた。砂では巣穴の形成がみられなかったが,砂泥と泥砂の一部では複数の巣穴が観察された。ハモは頭部から潜泥し,前後移動により深さ 6.8〜15.7 cm の U 字管状の巣穴を形成した。巣穴の形成には泥分が必要であり,ハモは泥域を好んで生息すると考えられる。
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