焼入れ焼結鋼の穴加工 (第2報) : ―被削材硬さが穴加工性及びドリル折損に及ぼす影響―
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概要
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本研究では, 同一材の焼結鋼に異なる熱処理を施して被削材硬さを変更したものを用意し, 穴あけ実験と旋削実験を行って検討した. その結果, ドリルの折損は, 硬度の高い (降伏強さの高い) 被削材を加工した時に生じる. これは被削材の降伏強さが高いために熱膨張で生じる変形が被削材の弾性域内で起こり, 過大な締め込み力を生じるために起こる. 硬度の低い材料では, 穴壁近傍の被削材が塑性変形を起こすため大きな締め込み力がドリルに作用しない.
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