LC/MSによる食品中の9種甘味料の一斉分析法
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概要
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LC/MSによる食品中の9種甘味料について一斉分析法を検討した.0.08 mol/Lリン酸緩衝液(pH 7.0)-エタノール(1 : 1)を用いて直接抽出し,C18カートリッジで精製を行った.移動相にはイオンペアー試薬酢酸ジブチルアンモニウムおよびアセトニトリル-水(8 : 2)のグラジエント溶出法を用いた.5種類の食品に9種の甘味料を添加したときの回収率はおおむね90%以上,定量限界はアセスルファムカリウム,サッカリン,サイクラミン酸,アスパルテームおよびステビオシドが0.001 g/kg,スクラロース,ズルチン,グリチルリチン酸およびレバウジオシドAが0.005 g/kgであった.本法は9種甘味料を迅速かつ同時に分析でき,日常のモニタリング法として有用であると考える.
著者
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和田 伊知朗
日本生活協同組合連合会商品検査センター
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小山 政道
日本生活協同組合連合会・商品検査センター
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吉田 和郎
日本生活協同組合連合会・商品検査センター
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内堀 伸健
日本生活協同組合連合会・商品検査センター
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秋山 和幸
日本生活協同組合連合会・商品検査センター
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佐々木 珠美
日本生活協同組合連合会・商品検査センター
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佐々木 珠美
日本生活協同組合連 商品検査セ
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