ランナー切片を利用したイチゴ炭疽病菌Colletotrichum gloeosporioidesの病原性簡易検定法
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概要
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イチゴ炭疽病菌の病原性をペトリ皿内で簡易に検定する為に,分生子接種濃度およびイチゴの接種部位について検討した。濡らした濾紙を敷いたペトリ皿内に切断したランナーを置き,炭疽病菌の分生子懸濁液106個/mlを10μlずつ滴下接種し,25℃恒温暗黒条件下に4〜5日間置くと,株への噴霧接種で病原性の認められた菌株は病斑を形成し,病原性の認められなかった菌株は病斑を形成しなかった。したがって,この手法により,株への噴霧接種と同等の病原性検定が可能と考えられた。
- 関東東山病害虫研究会の論文
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